こんにちは、こういちです。
IT業界22年で、パソコン関連には、わりと詳しいです。
今回は、キーボード「FILCO Majestouch2 静音ピンク軸」を徹底レビューします。
メカニカルキーボードは、打鍵音がうるさいものだけでは無いのです。
キーボード「FILCO Majestouch2 静音ピンク軸」は
静音でありながら、とても気持ち良い打鍵感のキーボードです。
その秘密はキーボードのスイッチ「ピンク軸」。
キーは、指の疲れについても、実際の使用経験をレポートします。
気になる静音性について、ノートパソコンと打鍵音の比較動画を用意しましたので、ぜひ徹底レビューを、ご覧ください。
余計な機能は不要で、実用性を優先させたシンプルなキーボードを探している方には、おすすめのキーボードです。
FILCO Majestouch2 Tenkeyless S の特徴
型番 | FKBN91MPS/JB2 |
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特徴 | 外観も中身も、非常に堅実なキーボード。 余計な機能は一切無く、シンプル。 |
キースイッチ/キー数 | CHERRY MX SILENT Red(ピンク軸) 日本語配列91キー |
かな印刷 | あり |
キーピッチ/キーストローク | 19mm/3.7mm |
サイズ/重量 | 幅357×奥行137×高さ37mm(スタンド使用時49mm)/980g |
インターフェース | PS/2,USB (PS/2は変換コネクタを使用) |
ケーブル長 | 1.5m(直付) |
スイッチは、静音の「ピンク軸」を選択しています。
同じキーボードで、別の軸も選択できます。(同じキーボードで他の軸のAmazonページ)
選択できる軸:ピンク軸・赤軸・青軸・茶軸・黒軸
【CHERRY MX軸の特性分布図】
「ピンク軸」(MX SILENT Red)は、キーの打鍵感は赤軸に近く、打鍵音を30%も削減しています。
MX SILENTはキーを押し下げるほどスイッチが重くなっていくリニアストロークタイプで、打鍵音が30%削減されるとする静音スイッチです。
引用:https://www.diatec.co.jp/products/CHERRY/
【関連】こだわりキーボードの選び方
「気持ち良い打鍵感と静音性が両立されたキーボード」
それが「FILCO Majestouch2 Tenkeyless S」です。
キーボードの重量は、約1kgと重く
タイピング中のキーボードが、机にシッカリ固定されて安心です。
【関連】打鍵感で選ぶ、おすすめキーボード3選
それでは、徹底レビューしていきます。
FILCO Majestouch2 Tenkeyless S の徹底レビュー
実際に静かな所で使っても静音か?
赤軸の打鍵音より30%削減しているそうですが、いくら静音でも強く叩けば、それなりの音はします。
しかし、静かなタッチで打鍵すれば、本当に静音な打鍵音です。
普通に使えば、無音とはいきませんが、明らかに静かです。
メカニカルキーボードの打鍵感で、この静音性には驚きました。
「ピンク軸」は指が疲れるのか?
ピンク軸は、赤軸の静音版なので、静音な分だけ押し心地が重く疲れる噂があります。
実際、静音「ピンク軸」は指が疲れるのか?
実際に、手に入れてからの50日間、毎日使ってみました。
※ちなみに、240日以上間経過した2021/6/23時点でも、毎日使って満足しています。
私が断言します「ピンク軸」はキーが充分に軽いため、指が疲れません。
しばらく使うと気がつくのですが「ピンク軸」は、優しいソフトなタイピングも可能です。
ソフトなタイピングは、指への負担が更に少なく疲れないのでおすすめです。
ハッキリ言って、手の疲れの大きな原因は、手首の角度です。
この対策は、「パームレスト」を利用することで劇的な効果が得られます。
キーボードは、好みのタッチ・滑らない安定性・お好みの静音性で選べば良いと思います。
以下の記事で、解説していますので、良かったら参考に御覧ください。
タイピングによる手首の疲れにおすすめパームレスト
※木製のパームレストがオススメです!
キーンというバネ音が発生する?
強く叩くように打鍵した場合は、確かにキーンという金属音が少しします。
だいぶ強く打鍵した場合に「バネ音」は発生します。
しかし、普通の使い方では「バネ音」は発生しません。
入力ミスが発生する?
使い始めたときに、「っっっっっっっっっっっっ・・」の様な入力ミスが発生しました。
これは、キーが軽くなったことで、意図せずに押してしまう現象でした。
最初は驚きましたが、しばらく使って慣れてくると自然に解消しました。
キーの軽さに慣れるまでは、少しタイピングミスが増えるかもしれません。
キーボードの厚みを感じる
この写真の様に、キーボードに厚みがあります。
薄型キーボードに慣れている人は、パームレストを使って高さ調整すると快適かもしれません。
私は、折りたたみの足を閉まった状態で使っています。
人間工学的な観点では、角度がつかない方が手首への負担は少ないそうですよ。
折りたたみの足を使って角度をつけた場合、この様になります。
結構角度が付きます。このあたりはお好みで。
テンキーレスで後悔しないか?
テンキー付きのキーボードに慣れていると、数字入力の時、無意識に手がキーボードの右側へ。
「ん?・・あ!そうだ。 とカーソルキー打ってしまった」となります。
しかし、これには慣れてすぐに解決しました。
それよりもテンキーレスにすることで、以下のメリットを実感しています。
- マウスを持つ右手の移動が少なくなる
- 机の上が省スペース化
もし、テンキーが必要になった場合は、テンキー単体を追加するのが賢い選択だと思います。
日本語配列キーの「かな」印字がダサくないか?
「ローマ字入力なのに、かな印字がダサい」
そう感じてしまい、「かな」印字のない英語配列キーにするかを結構悩みました。
しかし、使い出してからは、全く気にもしていません。
日本語配列キーに慣れているなら、使い勝手で日本語配列キーを選びましょう。
英語配列は「全角/半角」キーが無く、エンターキーなどキーも違うのでご注意を!
※2021/6/23時点では、DELL XPS13ノートPCをUSキーで購入しており、USキーも全然ありですが
在宅ワークでリモートデスクトップ接続する場合、キー配列が異なる場合には影響が出ます。
FILCO Majestouch2 Tenkeyless S の徹底レビュー結果まとめ
- 打鍵音は充分に静か(赤軸から30%削減)
- 柔らかい打鍵感が心地良い
- キーの軽さに慣れるまでタイピングミスが発生する
- 強くたたくように打鍵するとバネ音が発生する(普通は発生しない)
- キーボードが厚いため、薄型キーボードに慣れた人はパームレストの使用が良い
以上、レビュー結果まとめでした。
私は、静音でありながら、気持ち良い柔らかな打鍵感に満足しています。
このレビューが、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
キーボード「FILCO Majestouch2 静音ピンク軸」でした。
↓別記事でレビューしていますが、こちら純正品をセットで使うと、手の疲れ対策に非常に有効です。
タイピングによる手首の疲れにおすすめパームレスト
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