PC自作大好き こういちです。
今回は、自作PCのコーディネイトです。
コンセプトは、小さくてオシャレだけど、中身はゲームも出来るパワーマシン。
※現在、グラフィックボードが高騰しているため、記事を書いた時より実売価格は高くなっていると思います。価格の正常化を見て、新しい自作マシンのメニューを公開予定です。2021/6/27
小さくてオシャレ、だけどゲームも出来る高性能PCをデザイン
PC自作というと、とにかくハイエンドなパーツで構成させたスペック至上主義な印象があります。
しかし、実際にはそこまでスペックが必要な場合は、非常に少ないと言われています。
通常に販売されているゲーミングPCも、必要以上にスペックが高いモデルを買う人も多いです。
更に、とにかく派手に光る外観が多いです。
これからは、派手では無く、オシャレはいかがですか?
今回は、そんな1つの提案です。
今回の自作PCの提案は?
今回の自作PCの提案は、以下です。
- 小型でオシャレなデザイン
- 静音性が高い
- ゲームも楽しめる高性能
- ただし、過剰な高性能は避けて高コスパ
それでは、早速パーツと選定理由です。
PC自作デザイン
コンセプトを元に、パーツを検討です。
PC自作歴22年の経験を活かして、作りたいPCをデザインしました。
参考となる費用は、Amazon価格で計算しています。
限定特価品など、掘り出しモノのパーツを選べば、もっと安くできると思います。
それでは、ご覧ください。
※OSやキーボードやマウスは、含まずに本体だけにしています。
本体ケース
Mini ITXのケースとしても、高級感のある外観です。
上がガラスになっていてゴージャスで、欲しくなります。
5箇所のファンによる、静音性を確保しながらの冷却性能を持つ高性能。
中でも重要なのが、こちらです。
最大全長295 mmのデュアルスロットタイプのグラフィックカードに対応
引用元メーカーサイト:https://www.fractal-design.com/ja/products/cases/era/era-itx/cobalt-tempered-glass/
通常のATX電源も利用可能ですが、今回は、SFX電源を組み合わせています。
マザーボード
このマザーボードは、第三世代のRyzenにも対応しています。
最新の高性能機種は、コスパが悪いので、DDR4 3200MHzのメモリを正式サポートする機種で選定しました。
本体に、WIFIモジュールが付属しているのでデスクトップでも無線LANが使えて便利です。
メモリは、性能と安定性の両方で大事なパーツなので、オーバークロックでは無く、少し安くなってきた3200MHzのメモリで性能と安定性の高コスパなラインを狙っています。
ちなみに、小型のITXなので、メモリスロットは2つです。
メモリ
メモリは、マザーボードに合わせて、性能と安定性とコストのバランスからDDR4 3200MHzを選定。
キングストンは、メジャーなメーカーで、影響保証なので安心です。
合計16Gでも、問題ないですが、納得の32Gにするため、16G×2枚のセットにします。
デュアルチャンネル仕様で安定動作させるため、同じ製品を2枚使いましょう。
このメモリは、最大3600MHzまでオーバークロック可能とメーカーが出しているので、マザーボードの設定を変更して性能限界を突破する浪漫も感じます。
CPU
実際に必要な性能を上回る高性能で、高コスパなCPUを選定しました。
第三世代になって、シングルコア性能が15%も向上したのがRyzenです。
小型PCをデザインする時に、非常に注意が必要なのが発熱量です。
最高スペックのCPUは、105Wと発熱が高く、放熱のための大型FANや大型ケースも必要です。
ゲームでも十分なスペックのRyzen 5 3600(6コア 12スレッド TDP 65W)のモデルを選定しました。
光学ドライブ
今回は、あえて無しを選択しています。
最近は、DVD-Rなどの光学ドライブ非搭載のPCも増えていますので、今風かと。
必要になったら、USB接続の外付けドライブを利用する方が、格好良いかも。
電源ユニット
電源は安定性に大事なパーツです。
ケースは、ATX電源に対応ですが、SFX電源の方が小型で配線や放熱で有利なので、SFX電源を選択しています。
GOLD認定で、低消費電力・低発熱な安心の製品です。
PCに必要な最大電源容量の倍の電源ユニットが、最も消費電力が少ないと言われています。
グラフィックボードを搭載する予定なので、将来の拡張性も含めて安心のため650Wを選択しました。
SSD
この機種は、非常にメジャーなので、安心して利用できます。
最近は、SSDも安くなってきました。
単体のパーツとしても、500GBのSSDを2つ買うより、容量2倍の1TBは、コスパが良いです。
ストレージの容量も気にせず、ストレスフリーで使える大容量:1TBを選択しています。
グラフィックボード
ゲームが快適に出来るグラフィックボードとして、最もコスパが高いのが、「GeForce GTX 1660 SUPER」だと言われています。
この機種は、ボード全長が約174mmと短く、小型のケースの放熱面でも相性も良いです。
さらに、セミファンレス仕様で、温度が上がるまで、ファンが止まっているので、ゲームしない時は非常に静かです。
その他
Windows10のインストールは、光学ドライブが無くても、OSは、インストール可能です。
USBメモリ(8 GB 以上の空き領域が必要)に、Windows10インストーラーを入れられます。
実際にやった事がありますが、インストーラー用USBメモリを残しておくと便利です。
【参照】https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
このPC、作ったら費用はいくら?
こちらは、費用感の参考です。
2020年12月8日現在のAmazon価格で試算です。
パーツ | Amazon参考価格 |
---|---|
本体ケース | ¥20,300 |
マザーボード | ¥10,891 |
メモリ | ¥16,610 |
CPU | ¥26,644 |
電源ユニット | ¥15,480 |
SSD | ¥11,091 |
グラフィックボード | ¥24,231 |
合計 | ¥125,247 |
この洗練されたデザインのケースに、静音性・実用性・ゲーム性能を高コスパで収める。
スペック表
パーツ | スペック | 補足 |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 3600 | 十分に早く、高コスパ 6コア、12スレッド、最大4.2GHz |
メモリ | 32GB DDR4-3200MHz | 16GBでも十分ですが、今後も余裕の32GB |
SSD | 1TB SSD | 安くなったので、1TBが買いです。 |
グラフィック | GeForce GTX 1660 SUPER | 十分なゲーム性能で、高コスパ。 |
このケースのメーカ(Fractal Design)の製品は、非常に魅力的だと思います。
参考リンク:メーカーのページ
Amazonのページ:fractal-design
よろしければ、フリーランスとして自作PC代行も承ります。
依頼があれば、あなたの希望にそって丁寧に対応させて頂きますよ。
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