こんにちは、こういちです。
IT業界22年でパソコンには詳しいです。
気がついたら、中古の安いノートパソコンを買って1年半ほど経過していましたので
今回は、ノートパソコンの安い中古に関する最新情報をお届けします。
まだ使えるノートパソコンを安く中古で手に入れられるのは本当?
ノートパソコンをお探しの方、新品の値段は高くて悩んでいませんか?
特に、貴方が本当に欲しいノートパソコンは20万を超えて高過ぎ・なんて思っていませんか?
でも、妥協して気に入らないノートパソコンを買うのも、どうかと思いますよね。
「中古は安いらしい」ということ聞いて、検討してみたいな とお考えの方には良いと思います。
今回の話が参考になればと思います。
まだ使えるノートパソコンは安く中古で手に入れられます!
まだ使えるノートパソコンは安い中古で手に入る? その答えは、YES!です。
ノートパソコンの安い中古は、実用性もあるし、とんでもなくお得なんです。
「古いから性能もだめなんじゃない?」
そんな疑問があると思いますが、その答えは
「5年前のPCは、今でも全く問題い性能が性能がある」です!
動画編集・3Dゲームでもやらない限り、中古で全く問題ありません。
ただし、注意するポイントがありますので、そこを分かりやすく解説していきます。
次に
「なんで、そんな安いの? 怪しくない?」
こんな疑問があるとしたら、大量に中古が出回る仕組みを知っておくと良いです。
安い中古品の秘密は減価償却
パソコンの「減価償却」って、ご存知ですか?
会社では、経費として計上できるパソコンの耐用年数は4年です。
そこで、本当はまだ使えるノートパソコンに会社から中古市場へ大量に流れて来る訳です。
発売から、4年~5年くらい経過すると中古品が流れてきます
4年~5年くらい前のまだ使えるノートパソコンが安い中古になって再利用されているのです。
ここに目をつけた中古パソコンショップが、しのぎを削って価格競争しているから安く
業界での評価・評判を向上するため、保証・サポートが高く、安心できるのです!
通常は、中古パソコンショップが保証を行いますが
更に、以下の様なメーカーによる直接保証が付く中古品もあります。
NEC Refreshed PC
IBM Refreshed PC
※メーカーによる製造・診断・修理のノウハウを活用して再生した中古品というものです。
まだ使えるノートパソコンで安い中古の選び方
それでは、どこを選べば良いかを簡単に解説します。
適当に買うと失敗しますので、ここだけはおさえてください。
【必須1】SSD搭載を選ぶこと
SSDとは、ソリッド・ステート・ドライブの略で、半導体メモリをドライブのように使います。
データへのアクセスが非常に高速なのが特徴です。
昔は、HDD(ハードディスク)というカリカリ音がする記憶装置を使っていました。
今となっては、HDD搭載のパソコンは遅くて耐えられないので、必ずSSD搭載を選びましょう。
HDD搭載モデルでも、中古パソコンのショップ側で、SSDに換装してくれるサービスが用意されている事が多いです。
【必須2】Windows10 にしましょう
Windows8.1 は、2023年1月10日にサポートが終了します。
必ず、最新のWindows10がインストールされているパソコンを選びましょう。
【必須3】メモリは4G必須。できれば8Gを!
通常の利用では、4Gあれば問題ありません。
今後も踏まえて、8Gを買っておけば安心です。できれば8Gを!
ただし、最大が4Gで増設不可の機種は、オススメしません。
今回は、4Gとする場合でも、後で増設可能かを最大メモリ容量で確認しましょう。
※メモリ4Gのモデルでも、中古パソコンのショップ側で、メモリを増設してくれるサービスも用意されている事が多いです。
【必須4】用途別の液晶サイズ
<外に持ち運びする場合>
液晶モニタのサイズは、12インチ、13インチがオススメ
持ち運びで、最も重要なのは軽さです!
必ず重さは、1.2Kg以下にしましょう。
<液晶の解像度>
液晶の解像度で、代表的なのは、以下の3種類です。
1920×1080:フルHD
1600×900:WXGA++
1366×768:FWXGA
最も標準的な解像度は、1366×768:FWXGAです。
しかし、これでは画面に表示できる量が少ないので注意。
Excel表の作成など、細かい作業には、細かい解像度が必要です。
1920×1080:フルHD ならば申し分ありません。
少なくとも、1600×900:WXGA++ の液晶を選びましょう。
結論:液晶の解像度は、1600×900以上が必須。
参考:解像度:1600×900でEXCELを開いた直後の写真
MicrosoftOfficeは、無しが安くてオススメ!
Officeが付属していない方が安いのでオススメです。
Officeを買っても、年数が経過するとサポートが切れます。
しかし、サブスクリプション「office365」を利用する場合は、常に最新OFFICEが利用できるだけでなく、クラウドの大容量ドライブも利用できます。
【最終チェック】CPUの性能
CPUはパソコンの頭脳にあたります。
必要以上に高性能であっても、持て余すだけなので
問題無い性能かを確認しましょう。
多くの解説、お店では「Core i7」「Core i5」がオススメと言います。
しかし、古い世代や、タブレット用のCPUは、遅いので注意しましょう。
<【知っておくと便利】CPUのモデル名の一番下のアルファベット>
実際のノートパソコンの中古としては、「U」や「Y」、場合によって「M」があります。
この下のアルファベットが異なると、性能が大きく変わりますので注意しましょう。
まった、i7-のあとの数字は、世代を表します。
現在のintelCPUは、最新が10世代ですが、安い中古として第6世代が流れ出した所です。
今の狙い目は第6世代!
上の図では、「G7」の部分ですが、古い世代では、だいたい1文字です。
普通ならU、古い世代でMというものもあります。
<モデル名の一番下のアルファベット>
S:デスクトップPC
H:高性能ノートPC
M:古い世代でのモバイル用
U:モバイルノートPC
Y:タブレットPC
まだ使えるノートパソコンの安い中古を探してみよう
最近、出回ってきた第6世代のCPUを搭載したモデルで掘り出し物を探すのが狙い目です。
更に古い5世代や4世代のモデルの値段が大きく下がったので、狙った価格の中で目的に合ったノートパソコンの安い中古を探してみましょう。
オススメの価格帯
ズバリ、2万円~4万円 が狙い目。
まだ使える中古ノートパソコンは、掘り出し物を見つけた時が買い時です!
掘り出し物は、他の人から見ても掘り出し物なので、直ぐに無くなる可能性が高いです。
しかし、急いで失敗しないように最終確認しましょう。
早めに最終チェックが出来るように、CPU性能の一覧を用意しました。
良さそうなノートパソコンが見つかったら、以下表でCPUの最終チェックしてみてください。
選んだマシンのCPU性能を数値化した「Pass Mark」の値を記載しています。
Core-i7、Core-i5が良いと言っても、種類がありますので、念の為、スコアをチェックしましょう。
以下は、安い中古ノートパソコンで代表的なCPUの一覧と実用評価をまとめました。
私が満足して実際に使っている、ノートパソコンのCPUは、Corei5-5300U です。
このスペックで、通常のExcelやブラウザやyoutube、更にプログラム勉強なども一切問題ありません。
※私は、メモリ8Gにしていますが、実質半分位しか使われていません。
【まだ使える安い中古ノートパソコン用:CPU一覧評価表】
<実用評価:凡例>※IT業界22年、PC歴22年の経験による評価です。
◎:余裕を持って問題なし。性能を使い切らないレベル。
○:問題なし。実用上、全く問題が無い。
×:遅い。場面によって遅さが気になる。
CPU世代 | CPUモデル名 | Pass Mark | 実用評価 |
---|---|---|---|
6世代 | Corei7-6600U | 4735 | ◎ |
6世代 | Corei7-6500U | 4303 | ◎ |
6世代 | Corei5-6300U | 4281 | ◎ |
6世代 | Corei5-6200U | 3983 | ○ |
6世代 | Corei3-6100U | 3576 | ○ |
5世代 | Corei7-5600U | 4218 | ◎ |
5世代 | Corei7-5500U | 3960 | ◎ |
5世代 | Corei5-5300U | 3717 | ○ |
5世代 | Corei5-5200U | 3465 | ○ |
5世代 | Corei3-5020U | 3122 | ○ |
5世代 | Corei3-5010U | 3042 | ○ |
4世代(M) | Corei7-4600M | 4784 | ◎ |
4世代(M) | Corei5-4200M | 3991 | ◎ |
4世代(M) | Corei3-4000M | 3180 | ○ |
4世代(U) | Corei7-4600U | 4055 | ◎ |
4世代(U) | Corei5-4300U | 3708 | ○ |
4世代(U) | Corei5-4200U | 3202 | ○ |
4世代(Y) | Corei5-4200Y | 2333 | × |
4世代(Y) | Corei3-4020Y | 2150 | × |
3世代(U) | Core i7-3517U | 3588 | ○ |
3世代(U) | Core i5-3317U | 3082 | ○ |
3世代(U) | Core i3-3217U | 2286 | × |
3世代(M) | Corei7-3520M | 4479 | ◎ |
3世代(M) | Corei5-3210M | 3732 | ○ |
3世代(M) | Corei3-3110M | 3016 | ○ |
2世代(M) | Core i7-2620M | 3787 | ○ |
2世代(M) | Core i5-2410M | 3139 | ○ |
2世代(M) | Core i3-2310M | 2389 | × |
初代(LM) | Core i7-620LM | 1917 | × |
初代(LM) | Core i5-430UM | 1296 | × |
初代(LM) | Core i3-330UM | 1057 | × |
参考:https://btopc-minikan.com/note-cpu-hikaku.html
まだ使えるノートパソコンの安い中古は、専門店で探しましょう
最後に、まだ使えるノートパソコンの安い中古を選ぶ重要ポイントをまとめておきます。
適当に値段だけで選んで、見落として失敗しないように、これだけはチェックしてください!
まだ使えるノートパソコンの安い中古を選ぶ重要ポイント
- SSD搭載を選ぶこと
- Windows10のモデルにすること
- メモリは4G必須。できれば8G。最大メモリで増設可能を確認。
- 持ち運び用途は、1.2Kg以下にする
- 液晶の解像度は、1600×900以上にする
- CPUの性能は、CPUモデルで確認する
おまけ:オススメのメーカー ベスト5
おまけ、ノートパソコン探しの参考に中古でオススメのメーカーを5つ紹介します。
- パナソニック・・レッツノートは、定番の手堅い選択。(私はこれです)
- レノボ・・thinkpadシリーズは、堅実な作りが人気。赤ポチのトラックポイントも便利。
- 富士通・・FMV LIFEBOOKは、今が買いのモデルです。薄くてフルHDの液晶も安いです。
- DELL・・ビジネスで定番の実用モデル。格安で手堅い作りです。
- HP・・アルミボディーも多くビジネスの定番。掘り出し物も多いです。
参考:おすすめの中古パソコンショップ
おすすめの中古パソコンショップ専門店を、たくさん紹介しておきます。
どの店も、安く保証も充実しています。
これを見ると新品で買う選択肢が無くなりますよ。
貴方の探しやすい店を選んで、安心して、掘り出し物を探し当てて下さい!
参考1:【秋葉原中古PC通販OraOrA】
参考2:業界最安値宣言!高性能・低価格のパソコン通販は【UsedFun】
参考3:中古パソコンはBe-Stockで!最短即日配送!安心半年無償保証!法人掛売対応
参考4:ThinkPad専門店 Be-Stock
参考5:激安中古パソコンショップ【junkworld】
参考6:アウトレット・中古パソコン専門店【PC─X】
参考7:中古パソコン通販 パクス
参考8:ノートパソコンが1万円~ お買い得の中古PC
安心の専門店を使って、まだ使えるノートパソコンを安い中古で手に入れましょう!
CPUの性能は、もう十分に性能が高いので、最新モデルなんて不要です。
5年前に20万、30万位で売られていたノートパソコンが、中古で3万円代で買える便利な時代。
だから、中古パソコンショップの業績が伸びているです。
もし、知らなかったら損です。
私も使っている、コスパ最高の中古ノートパソコン。手に入れてから生活スタイルも広がりました。
スタバにノートパソコンを持ち込んで、ちょっと良い感じ!
デスクトップパソコンをお持ちの方は、モバイルノートパソコンを買うと、生活スタイルが広がるのでオススメです。
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