PS2のDVD読み込みエラーは、レーザー出力調整で自力で修理できました。修理方法の記事を掲載しておりますで、是非ご覧ください。
PS2は、老朽化によりDVD読み込みエラーになる
PS2は、2000年3月4日に発売された家庭用ゲーム機で、もう20年以上の経過しています。
私の所有するPS2は、2006年11月22日発売のスリム型:SCPH-77000 SSでも15年経過しています。
数年前からDVD読み込みの調子が悪く、レンズ付近を綺麗に清掃していました。
しかし、今回は確実にダメになりました。
PS2のゲームが出来なくなるため、ネットを調べてみると、見つけました。
レーザー出力調整で治せるかもしれないのです。
早速やってみる事にしました。
PS2のDVDレーザー出力調整のやり方
PS2には、DVDレーザー出力調整が行えるネジがあり、このネジを少し回す事で、レーザー強度を適切に調整し、DVD読み込みを復活させる方法です。
DVDレンズを綿棒などで拭いたり、ホコリを除去しても改善できなかった方だけ実施をお願いします。
どうせメーカーサポートも無いから、廃棄前のダメ元チャレンジと考えて実施してください。
手順1:本体を空ける
まずは、保証切れのシールを剝がします。
そして以下の様なネジを外して、本体を空けます。
手順2:レール部分を取り外す
レールを支えている上下のネジを外し、ピックアップレンズを支えるレール部分を取り外します。
パーツは戻すため、無くさないように注意しましょう。
手順3:DVDレーザー出力調整ネジを回す
調整ネジは、CD・DVDの2つの調整ネジがあります。
ここでは、DVD側のネジを調整します。
ネジ調整は慎重に(大きく回し過ぎると壊れる)、45°~90°程度の調整がおススメです。
基本は強めると思いますが、逆に弱めて改善する場合もあるそうなので念頭に置いてください。
レーザー出力 | ネジ調整 |
---|---|
強める | 時計回り |
弱める | 反時計回り |
手順4:レール部分を戻して、仮でテストする
何度もDVDレーザー調整を繰り返す可能性があるため、本体ケースは戻さず動作検証します。
DVD読み込みが正常化すれば、本体ケースを戻して完了です。
<参考>【MA-9640】PS2をHDMI出力する便利なコンバーターの実機レビュー
※今時のモニターには、HDMI出力に変換できるコンバーターが便利です。高コスパでおススメです。
より具体的な内容は、以下の参考動画をご覧ください。
参考動画
DVD読み込みのトラブルを解消し、これからもPS2で遊ぼう。
DVDレーザー出力調整を実際に試して、DVD読み込みが改善できる事が確認できました。
まだまだPS2で遊びたいゲームが残っています。
後でやろうと思っていた積みゲー、たくさんお持ちの方もいらっしゃる事でしょう。
ダメ元で試して、多少の手間は掛かりましたが、お金を掛けずに修理できました。
もし、失敗した場合でも、交換用レンズのパーツ交換で修理できる可能性があります。
また、問題無く動作するPS2の中古品を手に入れるのも有効だと思います。
製造終了なので、PS2対応のメモリカードなども予備を確保しておくと今後も安心だと思います。
やり残したゲームをプレイして行きましょう。
※メモリやコントローラーは、安い純正の中古品を確保しておくのがおススメです。
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